しらすと断酒

釜あげしらす

しらす好きなんだよね〜!
ごはんにしらすを乗せるんじゃなくて、
しらすにごはんを添えるくらいが堪らないんだッ!

なんて暑く?語った翌々日に、お友だちから届いた釜あげしらす。

始まりは神獣ベコのガチャガチャで、
むっちゃカワイイー!とかキャッキャ叫んでいたら、
シリーズのうちのひとつがカブったからといって、
そのお友だちが「ケルベコス」を送ってくれたの。

送ってくれたことはもちろん嬉しかったんだけど、
それより、私が言ったことを覚えていてくれたことが嬉しくて
何かお礼ができないかな〜…と思っていたところで、
ツイッターでその方のお誕生日が来ることがわかって。

そういえば辛口の日本酒がお好きだとおっしゃっていたな!と、
地元の「高天」というお酒をお土産のお礼に送って差し上げたところ
お酒のお礼にと送ってきてくれたのが、このしらすだったわけ。

お礼のお礼…?w
なんてクスクスしながら、ワクワク開封。

ででーん!
じゃじゃーん!(厚みがわかるかな…)

量がすごいのなんのって!
たしかに、あったらあっただけ食べるよ!とは言ったけど
まさか、釜あげしらす500g、ちりめん500g、計1kg!

はてさて、このしらすとどう対峙してやろうかと、
早速スーパーへ飛んでいって、そこにある一番辛そうな「一ノ蔵」を手に
まずは、てんこ盛りにした素の釜あげしらすで一杯。

身が空気を含んだようにふんわりとした口当たり

いやいや、これはすごい。
毎年いただく釜あげしらすも多分上等なしらすなんだと思うけれど
比べ物にならないくらい、身が空気を含んだようにふんわりとして、
いまそこで茹で上げられたかのような食感。
塩気もやさしい…!
これを、口の中いっぱいに頬張っていただけるなんて、なんて贅沢!!!
アァ…!!

茗荷和え 酢橘を添えて

優しい塩気だけど、甘みがしっかりしているので
茗荷や酢橘にも負けない骨太な旨さ。

つまみでいただいたところで!

お腹を満たしたいので、
この10年お決まりで食べ続けているパスタでも一品。

しらすとパスタ…
和風と洋風どちらがいい?
と、お隣さんに聞いたら洋風がいいというので
トリュフを使って「しらすとトリュフのアーリオオーリオ」にすることに。

ここで使うのが、イタリアで買ってきたSAVINI TARTUFI社の
Paté di Tartufo Nero(黒トリュフのパテ)。

SAVINI TARTUFI社のPaté di Tartufo Nero

イタリア国内はもちろん空港内でも売っているくらいメジャーなメーカーなのだけど、
だいじなのは、お高いけれどトリュフ含有量が高いもの(これは98%)を選ぶこと。
安さに惹かれて50%くらいのものにすると、別のキノコが含まれているので
トリュフの香りも味も損なわれて美味しくないのです…

熱したフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ
しらすをこれでもかーッ!!ってくらい投入。
オリーブオイルは、自分で食べるものなのでかなりとても控えめ。
塩パッパして味を整え(お塩の量は、しらすの量に気をつけながら…)
しらすがパラッパラになったところで茹で上げたパスタを入れ、
最後トリュフパテを混ぜてお皿に盛り付け。
熱を加えすぎると香りが飛んでしまうので、サササっと。

しらすとトリュフのアーリオオーリオ

なんかもう、パスタが見えない。
しらす入りパスタというより、パスタ入りしらす?
最高だねッ

実はここ1年ほど、
あまりにも物覚えが悪くなったり、集中力が続かなくなってしまったり、
とにかく色々と自分でも愕然とするくらいの衰えを感じるようになっていて
もしかして、お酒の飲み過ぎかな…
なんて思ってはいたんだけど、
一人暮らしと共に始まった、幼い頃から馴染みのある「晩酌」よ。
ある意味、人生の半分を共にしてきたお酒と決別するなんて考えられなくてきたんだけど
このしらすがあまりにも美味しくて
「あ、わたし、少しお酒とお別れしてみてもいいかな?」なんて、
ふと。

思い立ったが吉日?

というわけで、今日からお酒をいったん辞めてみようと思います。
がんばれるかな?

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